パチンコ依存症からの回復 〜夫婦二人三脚闘病記〜

夫のパチンコ依存症が発覚。それに対応する妻の奮闘と対応、夫の心模様や回復への取り組みを、それぞれのカテゴリで綴る夫婦共同執筆ブログ。

はじめに

はじめまして。妻です。

パチンコ依存症の「夫」と、その「妻」の毎日を綴っていこうと思います。

厳密には「毎日」というよりは今回の事で得た知識や情報など、それをどう使ってこの問題に取り組んでいるか。であったり、夫の心情であったり、それ以外のことであったり。妻サイドに関しては、同じ思いをしていらっしゃる方や、あれ?もしかしてそうなのかも?と疑っていらっしゃる全ての「妻」たちに向けたものになるようにしていこうと思います。

と色々言ってますが、正直なところ「こんなことどこかに記録しておかないともったいない!」というかやってられないので勢いで立ち上げてみました。

題材としては重たい部類と思いますが、基本的にはなるべく面白く読んでいただけるものになるようにしていこうと思いますので、よろしくお願いします。

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はじめに



妻その1 最初の嘘

夫はお金の管理というか使い方というかが下手くそだったので、結婚を期に家計は全てわたしに任せてもらうことになった。
元々二人ともちょっとした事情で借金があったので、二人で協力して返していこう!という事で、夫名義のものも毎月私が代理で返済手続きをしていた(この時既に聞いていた額面にサバ読んでいたけど、まぁバツが悪かったんだろうとさして問題にしなかった)。

結婚から約半年経った5月末。
いつものようにせっせと各会社に返済を行っていたら、銀行系カードローンの借り入れ額が先月より増えてる…。
少し前に夫がここのキャッシュカードを紛失していたので、誰かに何かされたのでは!?と怖くなってすぐに夫にLINEした。
だけど時間が経つにつれて段々と、「これ、夫に心当たりがあるのでは…?」と思い、とにかく返事を待つことに。
夜仕事が終わるといつも連絡がくるのだけど、そんな事件に動揺した内容で何通も送っていたのに開口一番「頭が痛い」だった瞬間はもう「はぁ??」って感じですよ。

帰宅後、聞いてみると、中学時代の友人に貸した。という。
追加で借り入れた6万円と5月の給料から4万円の計10万円を。
当然めちゃくちゃ怒りました。
それはあんただけのお金じゃないし、新たに借り入れてまですることじゃないし、そもそもその友だち既婚者に金借りるって常識なさすぎ!!と。
週末までに耳を揃えて返済するって約束している。というので、とりあえずその期日を待ったけど何もなし。
どうなってるのか連絡してみろ。というとスマホをいじっていたので、メールしてるんだと思った。
そしてその直後電話がかかってきたので、その友人からの事情説明なんだと思った。

夫は何故か通話は家でやりたがらなくて、それについては結婚前にも口論したのだけれど、理由もなくただ嫌なんだ。というので腑に落ちないけど容認していた。
スマホもなんとなくコソコソしていて画面を見られたくなさそうだったので、こちらもあまり見ないようにしていた。
そんな事情があった為、本当は友人と連絡を取っていたのではない。ということに気付けなかった。

これが、夫が最初についた嘘だった。

※厳密にはその前にもちょっとありましたが、それは後ほど。

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妻その1

妻その2 さらなる嘘

前回の続きです。

次の期日を設定されたという事で待ってみたが、案の定何もなし。
気がつけば夫の6月の給料が出ていたので、二人で車(運転は私)で買い物に出かけていたついでに、近場のATMでお金を下ろしてきてもらって帰宅した。

翌日は日中私に少し用事があると知っていた夫が、「ちょうど俺も友人に誘われたから明日少し出かけようかと思う」と告げてきた。
よくこんな状況で遊びに行くな。とは思ったけど、まぁどうせ自分も外出するしいいか。と詳細を聞いたら、朝10:30くらいから新宿に行くという。
「いい大人が映画を観るとかでもないのにそんな早くから集まって何すんの?」と聞いてみたら、「そんなの知らないけどそう言われたから」と。これ以上追求しても仕方ないと思ったので、それはひとまず置いておいて、さっきおろしたお金を渡してもらった。

通常ATMでは一度に20万円しかおろせないので、給料は最初に20万円引出し、後日残り分をもらう事になっていた。ちゃんと総額が分かるように、給与明細ももちろん提出してもらって。
ところが、この日受け取ったお金が17万円しかない。
聞いてみると、明日出かけるついでに定期を買うから3万円抜いたよ。という。
更には、毎月の給料からよけて封筒に貯めておく会社支給の交通費5万円分も、もう自分の手元にある。という。
いつもそんな事させないので、「ダメだよ。ちゃんとピッタリの金額渡して封筒ごと渡すから、一回戻して」と言うと、ごそごそ鞄をまさぐったあと「ない」という摩訶不思議な返事が…。

そんなバカな話があるか!!と、もちろん激怒です。
8万円を紛失なんてシャレにならない!
鞄に入れたと言い張るので深夜までその近辺を捜索したが出て来ず。さすがに眠くなったので夫に捜索を任せて寝てしまった。朝起きて居間で寝てる夫を叩き起こし、あったのか?と問うと、やはりない。という。早朝から大バトルが始まり、最終的に夫は「俺が8万作ってくるからいいだろう!」と吐き捨て出かけていった。

……夜遅く夫帰宅。
何してたんだと聞くと、友人のところを渡り歩いてお金を借りようとしてきた。と。
なんて怖いことをするのか……。おそるおそる「借りれたの?」と聞くと幸い不発だった。10万円貸した友人のところも行ってみたが不在だったらしい。
「うちはもう誰からも借りないし誰にも貸さない!そいつに貸した分ももういい!8万円も腑に落ちないけどもういい!その代わりちゃんと働いて補填しなさい!!」
と叱りつけて、この日はもう責めなかった。
幸いボーナス月だし生活自体はなんとかなるから。と、気持ちをリセットした。

全体的にかなりの怪しさが漂っているな。とは思ってたけど。

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妻その2

妻その3 大泣きクッキング

色々あったが新たに定期代を渡さねばならず、且つお小遣いの3万円を渡して新たな週が始まった。
とにかくもう昨日までの事は諦めるしかない。と思って、なるべく普通の一日を送ろうと努めていたのだけれど、夜、夫からの帰宅を知らせるLINEのやり取りをし、いつものように帰宅時間に合わせて晩ご飯の支度をしていた。

そのとき、思いがけず涙が。
自分でも理由のわからない涙がボロボロこぼれてきたのでもう感情に任せることにした。
大泣きしながら野菜を切り続け、涙の理由を探してみた。

私たち夫婦は今年の年末辺りに挙式予定で、その費用を貯めるために家計簿とにらめっこしながら大体の算段をつけ、なんとかなりそうだ。と思っていた矢先にこのよくわからない出費。このダメージが思っていた以上だったのが一つ。
今回の埋め合わせをする為に、副業出来ない夫に代わって自分一人で頑張らないといけないというプレッシャーが一つ。
こんな事態を生み出したくせに、まったく今まで通りのLINEを送ってくる夫が憎らしかったのが一つ。
自分にこんな思いをさせている人のためにせっせと晩ご飯を作っているという事実が悔しかったのが一つ。
そして、自分が、以前とは違い夫のご飯を作る事に疑問を感じているという事実が、実は一番悲しかった。ということに後々になって気付いた。

大泣き中に夫が帰宅し、泣いている私を見て驚き「どうしたの!?」と声をかけてきた。
お金のダメージが本当に辛い旨だけ伝えると、夫が「それは俺が悪いんだがら、なんとしてでも作るから。」と言ってくれた。

内心「当然じゃい」と思っていたけどそこは言わず。

今思うとこの辺りが今回の件で一番辛い時だったかも。

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妻その3

妻その4 夫の告白

大泣きして晩ご飯を作った翌日(ちなみにメニューは塩やきそばでした)、夫を送り出し諸々家事を終えベッドに腰掛けながら携帯をいじっていたら、また不意に悲しくなり涙が出てきた。
理由として思い当たるのは、昨日の時点では気付いていなかった一番悲しかった理由と、それに付随して夫の前でうまく笑えなくなっていること。そしてやっぱりどう考えても本当の事を明かしてくれていないな。というやるせなさ。
すぐに夫にLINEし、「今後もわたしたちの生活を続けていくためにも、本当のことを話して欲しい。」という希望を伝えた。

遅い時間になって夫は連絡なく帰宅。
最後通告なのかと思い、怖くてすぐには帰ってこれなかったという。

そして夫はようやく、自覚しているきっかけとなった人生のある時期の出来事についてから話し始め、日々のストレスについてなどなどを語ったのちに、「俺、君の知らない借金がある」との告白が。
やっぱりな。という感じでした。
「どこにいくら?」と問うと、「A社に30万円」との答えが。
すぐにローン用カードを出させ、「これは私が預かる。他の返済と一緒にやるから」と言うのだが、何故か頑に「これは俺が返さないと意味ないから」とか色々理由をつけて渡そうとしないので、
「じゃあ返済の時だけ渡すから、今はとにかくあたしに渡して」と。
「15日が返済日なのでじゃあそれまで預かってて」ということでようやく渡してもらった。
で、友人に貸したのと定期代紛失の真相は? とついでに聞いてみたけど、それは本当だ。と。

そして翌日。
もらったカードの情報を元に早速A社のサイトにログインしてみた。
すると、30万借りたと言っていたくせに、限度額が10万円で返済日も月末…。余罪確定ですね。すぐボロの出る嘘つきやがって!
「余罪については今日帰宅後に話しなさい。」とLINEを送った。

借り入れ状況を見てみると、1日置きに借り入れていてすぐに限度満額になってた。「マジで怖過ぎっ!!!」って思いました。
でも何故か一度返済期日に4000円返してすぐに3000円借りてて、そのせせこましさがちょっと面白かったw 何やってんだろ、この人。意味わかんない。ってww

しかしこの日、夫が何かしらの依存症なんじゃないか。
という考えにようやく行き着くことができた。
やっと敵の後ろ姿を捉えた気がした。

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妻その4

妻その5 余罪。そして第一の対策。

帰宅した夫に余罪について問う。

10万円ずつ3社から借りているのでは…? と予想していた。するとやはりP社から10万円と、あと大手じゃないS社というところから10万円借りた。と。
そしてここでハタと気付く「こいつ、確かまだ定期を買っていないぞ…!?」。
「明日わたしが買ってくるから、一回お金戻して!」と言うと、黙りこくる。まさか…と思った次の瞬間案の定「ない」との返答。プラス8万円の損失!?と絶望的な気持ちになっていたら、鞄から定期代の封筒を出してきた。中身を確認すると2万円だけ減ってる。「何に使った?」と問うと、S社への返済に使ったという。お小遣いで渡した3万円も全部。それでS社は完済した。というので、解約までしろ。解約証明書をもらえ。という指令を出した。
通勤定期に関してはもう怖くてお金を持たせられないので、今後もずっと私が買って渡すことにした。

P社のサイトにログインし、借入状況を調べると、お得意の、4000円返して3000円借りる作戦の末やっぱり現状満額! せめて少しでも減っててくれればまだ可愛いのに…。
念のために「他にないか!あるなら今出せ!」と聞いてみたが、「もうない」という。
とりあえず家計簿に昨日のA社と今回のP社の残債を入力し、「死」という単語を出し始めた夫にその総額を出して見せ、
「総額はこれだけだ。こんなもん真面目に返していけば無駄にお金はかかるけど2年くらいで完済するんだから、命について云々言うような額じゃねぇんだよ!わかったか!!!!」と叱りつけた。

この段階では、夫は借金依存症なのかな? と思っていた。
何に使ったのか聞いた時に、「パチンコとか飲み食いとか、あとiTunesカードを買ったり…」と複数の理由を挙げていたので、パチンコだと特定できなかった。

ともあれこのままではマズいので、まずはこれ以上借金を作らせない為に身分証明書を没収した。そしてなるべく早急に有給を取得してもらい、一緒に銀行に行って代理人カードの作成とネットバンキングで入出金明細が確認できるようにしてもらうことにした。
あ、あと、ローンカードは目の前で半分に切った。
家にある現金の置き場所を変更することも忘れなかった。
「やるなら徹底的にやったろ」と心に決めた。

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妻その5

妻その6 城壁を築く

夫の暴走を止めるべく、妻は立ち上がった。

と、対向措置を書く前に、そういえば嘘がもう一つ暴かれた件を。
S社に返済したという金額がちょっと腑に落ちなかったので、例の友人には貸したんじゃなくて借りたのでは?と問うと「違う」と返ってきたのだけど、もはやここまでくると口頭では信じられないので、「じゃあやり取りのメール見せて。さわりだけでいいから」と言ってみたら、黙る…。
はい。嘘でした。
友人に貸したんではなく使ったんですね。でも相変わらず8万円の件は認めず。

そんなこんなで妻はもう容赦しません。

まず日本信用情報機構(JICC)のサイトに行き、開示請求の方法を調べた。郵送やスマホでも請求できるみたいだけど、窓口に行くと手数料が500円で済むというので、有給取ってもらって銀行に行くついでに窓口で請求する事にした。サイトを熟読していたらふと「貸付自粛制度」という言葉が目に入ってきた。「これだ!!」と思ったのですぐに日本貸金業協会に問い合わせの電話をしたら、もうこういうケースを多々見てきているのでしょうね。それはそれは丁寧に色々な説明と提案、更にはちょっとした相談にも乗ってくださった。このタイミングでこの方とお話出来て本当に救われた。
ここで「ご主人、もしかしたらパチンコ依存症かもしれないですね」と言われた。思い返してみれば確かに一回で使う金額が大き過ぎるので、こんなお金使うのはもうパチンコ(もしくは風俗)しかない。と、なんか全ての回路がバシーッと繋がった気がした。
パチンコ依存症について調べてみたところ、「二大特徴は『借金』と『嘘』」。
あ、もうこれ確定。うちの夫はパチンコ依存症だ。と思った。典型的!分かりやす過ぎる!
しばらく色々なサイトを回遊して調べまくった。症状、治療法、心療内科かカウンセリングか、家から近く通い易い自助グループの開催地はどこか。などなど。
そして預かった身分証や銀行のカード、現金などをしまっておくための金庫も買った。(銀行のカードはどうせ代理人カード作るからいいや。と思ってたけど、振込キャッシングっていう手がある以上は危ない!ということで提出してもらった)
更に、どうせ管理・監視するなら楽しくやりたい!と、GPSで常に居場所がわかるようにしてもらった(これが本当に便利で楽しい!w)。
あと、通話は必ず家の中でするように。スマホもこそこそ見るな。と。

ここまでやるのは夫に大人しくしててもらいたいというのももちろんなのだが、自分を守る為の城壁という意味合いの方が実は強い。
それほどに今回の件は本当にショックだった。
結婚して半年、幸せだと思っていたのは実はわたしだけで、夫はずーーーっとわたしを裏切っていたんだから。言うなれば、背中を預けていた筈の味方に突然後ろから斬りつけられたようなものなんですよ。

でも、発覚した瞬間も「離婚」ということについては考えなかった。
パチンコ依存症の家族は「徹底的に突き放す」か「徹底的に支える」しかないという記事を見て、わたしは「支える」方を自然に選んだんだな。と心を決めた。無限ではないけどね。

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妻その6

妻その7 予想以上のもの

その週に有給は取れるものの、当初の希望日には取れない。というので、じゃあまだある余罪を今夜話してくれ。と頼んだ(実はまだあることだけは既に白状していた)。どのみち銀行での諸々が終わればここ数ヶ月のお金の動きも追えるし、開示請求すれば他に借り入れているところがあるかわかるんだから。と。色々対処予定だったので「何が出てきてももう平気!」と思っていた。

夜、「じゃあ話して!」とライトな感じで促す私とは裏腹に、夫の口は今まで以上に重い…。ようやく出てきた新たな事実、
「昔完済したAF社の契約がまだ生きてて、そこで50万借り入れてる」には、天を仰いだ。
さすがに…さすがにこれ以上はもうないと思ってた。あるとしてもあと10万円くらいなもんだと思っていたので、この打撃は相当なものだった(ちなみにS社からは借りていなかったそうだ。断られたらしい)。
怒る予定ではなかったけど、これは平静ではいられなかった。だってそこを完済した際に、ちゃんと解約までしてね。って頼んでいたのに! この間「もうないか?」って聞いた時に「ない」って言ってたのに!!
つーかそうですよね。嘘つくんですよね。そうでしたそうでした。
もう何も信用できないので、いつも持ち歩いている財布、全ての鞄を持ち物検査した。鞄の中からは隠し続けていた督促状が何通も出てくるし、解約した保険の払戻金が振り込まれたという通知(もちろん使ってた)だの、スロットコインだのなんだの。不要と思われるものは全て捨て、持ち物検査は時々抜き打ちでやる事にした。
ようやくはっきりパチンコ依存症だということがわかったので、「あなたにして欲しいことは、『嘘をつくな』『隠すな』『家から持ち出した分は稼げ』『治療を受けろ』の4つだけだ」と伝えてその日は終了。

翌日100均で一ヶ月分のポケットがついたウォールポケットを買い、そこに千円札を差し入れ小さい財布を渡し、所持するお札は千円札一枚だけとし、毎日帰宅したらお財布ごと渡してもらいお小遣い帳を付けて管理することにした。

そしてなんとか無事に銀行→開示請求→貸付制限と諸々の手続きを済ませ、インターネットバンキングができるようになったので明細を確認し、8万円の嘘も暴いてやった!
ホーラ見ろ!あの日やっぱり17万円しか降ろしてないじゃん。8万円嘘じゃん。って鬼の首を取ったように喜ぶわたし。
いや。全然良くないんですけどね。

まぁこれでとりあえずは一安心…。
だけど本当の戦いはこれからなんだよなー。ここまででも充分なもんなんだけど。

結局夫が半年間でやらかした総額は、約100万円となりました。

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妻その7

妻その8 はじめての心療内科

暴れる夫を檻に入れる事に成功したので(諸々金銭的な部分を押さえる措置が完了した。の意)、次のステップの「治療を受ける」に進む事にした。

カウンセリングが良さそうと思ったものの、料金が高い。さらには大抵は3〜5回くらい通わないといけないというので、じゃあ保険が効くし心療内科か精神科かなー。
同じ心療内科・精神科でも、依存症(嗜癖)の治療実績があるかないかで全然違うということで、そういった分野が得意かどうかも気にしながらいくつかピックアップした。
夫に「どこがいい?」と一応聞いてみたけど、「どこがいいって言われても…」という感じだったので、じゃあとりあえずはここにしてみよう。ダメだったら他のところに行けばいいし。という事で早速電話をかけてみた(話が早く済むので私が)。

電話口の方に「初診で、予約を取りたい」旨を伝えると軽く状況を聞かれ、「夫がパチンコ依存症だと思うので」と答えると、慣れた様子で「なるほどなるほど」みたいに実にスムーズ。
本来初診は土曜には入れないんだけど、ちょうどその週の土曜に空きがあるのでいかがでしょうか?とあっという間に予約ができた!
心療内科とかって予約してもすぐには診てもらえないって聞いていたので、これは嬉しかった。

そして土曜。夫もわたしも初めての心療内科。
多少ドキドキしたものの、いざ行ってみるといたって普通の病院。いや、病院よりもフランクというか形式張ってなくて良い雰囲気。
そして名前が呼ばれまずは夫が一人で入った行った。少しすると、10枚くらいあるチェックシートみたいなものを手に戻ってきて、それにカリカリと答えを書き入れていくのを横で見てたら、なんか……「あー、やっぱり依存症なんだなー」っていう回答ばっかりで改めてショックだった。
そして再び名前を呼ばれた際は、お医者の善し悪しの見極め方は多分わたしの方がわかるからなー。ってことで一緒に入った(わたしの周りには割とメンタル系の通院歴がある人がいるので、良いお医者ってこういうものだよ。っていうのを聞いていた)。

とても優しそうなおじいさん先生で、チェックシートに静かに目を通しきった後、顔を上げて「結構依存だねぇ」と、ふふっと笑いながら言うから、わたしもふふっと笑いながら「そうなんですよねー」って。夫は苦笑。この時点で「あ。この先生好きだな」って思った。
そしてその後も、不要な薬を勧めてくることもなく、今後の治療方針も選択肢を出してくれて「どっちでもいいけど、こっちが有効かなー。でも今日決められないなら次でもいいよ」と実に優しい。
夫も安心できたようで、とりあえずはここに通ってみよう。ということで意見は一致した。

これでまた一つホッとしたけど、同時に、夫は正式にパチンコ依存症という結果が出てしまったのである。いや、疑いようなかったけどね。

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妻その8

妻その9 占い師は言った

色々な措置を終わらせ、夫の認知行動療法の助けになるのでは?という思いでブログを開始し、ここまでで思いついた事は全てクリアしていたので、なんとなく心は軽くなっていた。というか、やらないといけない事がハッキリしたので変なストレスがなくなっていたのだけど、既に予約を取っていたので友人と占いに行ってみた。
夫と付き合う前の段階から時々訪れては相談していた方なので、おかげさまで結婚しました。という報告も兼ねて。そしてもちろん今回の件を相談してみた(妻も女なのでそれなりに占いなんかは好きなのです)。

するとカードを数枚開いたところで「あ〜〜〜〜〜。こ〜れは長くかかるなーーーー!」ってw
どうやら典型的な依存っぷりで、今(この時点の)も尚パチンコでお金を作る事を考えているらしい。
なので色々こういう事をやってみてます。っていう情報を追加して更にみてもらったところ、確かにその方法でやっていけば時間はかかるけど良くなって行く。と言ってもらえてほっとした。
というか、わたしのどっしりっぷりがすごい。って驚かれたw
(そういえば紫微斗数っていうのをやってもらったときもすごい事言われたの思い出した。わたし、世が世で男だったら王の器らしい。南斗の聖帝サウザーなのだと。まさに「退かぬ媚びぬ省みぬ」を地で行ってるすごい強い星の生まれだ。と笑われた。)
ブログはとてもいいと思うので、Twitterもやったりして拡散したらいいですよ。というアドバイスの元、アカウントを作り主に夫と同じ悩みを持つ人たちをフォローしてみた。
みんなのつぶやきを読んでいて、何かこう、夫の態度について引っかかるものを感じた。

夜、「典型的な」っていうのも気になっていたし、この段階で夫はどう考えているのだろうか。と思ったのでちょっと聞いてみた。「こうなってみて、パチンコについてどう考えてる?」って。
そうしたら
「2〜3千円使って4〜5千円勝てるようになればいいかな」とか言うので「え?」となってしまった。
「自分は打ちたくて仕方ないとは思ってない。遊びとして好きなんだ。今回は『お金を稼ぐにはこれしかない』っていう考えに取り憑かれて抗えなかった」。と。
なんだかモヤモヤしてきたので、更に突っ込んでみた。
「遊びとして好きなんだったら、例えば2千円だけって決めて、お金をそれしか持って行かなければいいんじゃないの?」と言うと「2千円って決めたら3千円持って行きたい。だって2千円使ったところで当たりが来たらもうそこで終わりだから、そこであと千円追加したらお金になるじゃないか」ときたもんだ。
この考えについては驚いてしまって、その後しばらくバトル。

ああ。これか、「典型的な」っていうのは。と理解した。
こういう考えでいる以上はダメなんだな。と思ったので、「やっぱり早めにGAにも行った方がいいね…」という事になった。この人全然身にしみてないな。という思いはこの頃から育ち始めていたけど、夫のこの考えは致命的なんだということにはこの段階ではまだ気付けていなかった。

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妻その9
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