わたしの周りには【うつ病】と診断された人が割といる。
そういう人たちからは、「めちゃくちゃ仕事が忙しい(かった)」という意見を多く聞く。
大体みんな、とっても責任感が強くて真面目で仕事熱心で、割と共通しているのは理由は違えど「意見や文句を言えない」っていうのもよく聞くかなぁ。「言えない」というか、「言っても仕方なくて、とにかく耐えるしかない」という感じ。
あとは「自分が悪い」って、色んな事を自分のせいにしてしまう人も。
そういう【心の負荷】が積もり積もって、うつ病を発症してしまうらしい。

Twitterでもよく見かけるけど、ギャンブル依存症と一緒に【うつ病】を発症している方が結構いるなぁ。と思う。
気になってちょっと調べてみたけど、やっぱりそういうケースは珍しくないというかよくあるみたいで、でもよくよく考えれば何も不思議なことじゃないな。とも思う。

と、ここでお断りしておきますが、わたしは専門家でもなんでもないので、あくまで個人の経験や意見なのでそこを踏まえていただいた上で続きを。

軽くネットで調べただけなので正確なところはよくわからないけど興味深いなと思ったのは、同じ依存症でもアルコールは【うつ病からのアルコール依存症】なのに対して、ギャンブルは【ギャンブル依存症からのうつ病】なのだそうだ。
でもこの流れはとっても頷ける。ある意味自然というか…。
気分の落ち込みを紛らわせる為にお酒を飲む頻度が増えて、結果アルコール依存症になってしまう。
片やギャンブル依存症は、ギャンブルがやめられない焦り、お金への不安、勝ち負けによる感情のジェットコースター、絶望感などなど…。といったように負荷しかないんだから、うつ病になるのは全然不思議じゃない。

うつ病の治療は投薬と、あとはストレスの原因を取り除く、距離を置くことが大事らしい。
仕事が原因だった場合は、休職や転職、部署替えを希望するなどで対応するんだろうけど、言わずもがな、ギャンブル依存症からうつ病になった場合は当然ギャンブルをやめることがマストだよね。
どっちか片一方の治療だけではダメで、どっちも並行して治療しないといけないっていうのも、その仕組みを考えれば当然だな〜〜。と納得できる。というか、原因がハッキリしているんだから、そこに何かしらの対策を取らないと意味ないもんね。

実際夫も最初【うつと正常の狭間】だと診断されていたけど、あの日以来今日までパチンコ・スロットからは距離を置いていて、その間に回復施設に通い少しずつ借金も減っているせいか、あの頃とは顔つきも雰囲気も変わった。
まぁお医者からも「別にお薬はいらないと思うよ。リラックスできるハーブティーくらいで大丈夫だよ」って言われるくらいの状態だったのでそちらの回復も早かったんだろうけど。

病気の場合に限らず、【現状は全て自分が作り出したもの】だと思うので、現状に不満があるならまずは自分が変わるのが一番手っ取り早いと思う。
始めの一歩として、必要だと感じたら専門家を含め誰かに助けを求める事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ちなみに冒頭で触れた友人たちですが、やはり真面目にお医者に通いお薬を飲み続けている(た)人は「ちゃんと治したな!」って思うけど、負荷から離れただけで投薬も通院もやめちゃった人は、また別の負荷がかかった時にやっぱりちょっと「あれれ?」って感じになっちゃう…。
体の病気と同じく、自分で判断するのは良くないね!

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妻その41