パチンコ依存症からの回復 〜夫婦二人三脚闘病記〜

夫のパチンコ依存症が発覚。それに対応する妻の奮闘と対応、夫の心模様や回復への取り組みを、それぞれのカテゴリで綴る夫婦共同執筆ブログ。

2020年03月

妻その58 「嫌なやつ」ってどんなやつ?

前回の続き的な内容になるけど、夫がミーティングに行かないでいるとなってしまう「嫌なやつ」について掘り下げます。

人は、極端に【謙虚さ、素直さ、思いやりや配慮】が損なわれている状態の時に、いわゆる「嫌な感じ…」という印象を与えるのだと思う。
夫の最新記事「夫その34 素直」だけど、これはわたしから見て夫の状態がとても良かった時に書いたものなのだが、今、これを書いたのが本当に同一人物なのか??ってくらいかけ離れていると感じる。
良い状態の時の夫には、例えば「こういうのやめてほしい」とか「気をつけてほしい」という要望をした時に「わかった、気をつける」とか「ごめんね」とか、そういう言葉が返ってきてくる確率が高かったんだけど、悪い状態の時はまず顔つきが変わって、いきなり反撃態勢に入ったのが分かる。そして「そんなつもりはなかった」とか「それは悪かったと思うけどとか「無意識にやってることなんだから仕方ないとかとかとかとか…。全てを攻撃と受け取るのか、ずっとこんな感じの言い訳が続き、さらには自分が優位に立てそうな話題に持っていこうとするので、話がどんどん逸れていくから大変に疲れる

突然ですが、誰かとの関係が良好だなーって思える時ってどんな時だと思いますか?
わたしの場合だけど、例えば何かちょっとしたものをプレゼントしてそれをとっても喜んでくれて、その次に「この間のお返し」って今度はこっちを喜ばせてくれたりするような、いわゆる【お互いの存在に感謝し合え、愛情をストレートに渡し合える関係】であったり、何かお互いの間でうまく回ってないことがあったら素直に「ごめんね」と謝れたり、「わたしそれ言われると気持ちが暗くなるから言わないで」というような相手と自分の受け取り方の違いによる問題にも、「わたしは悪気があったわけでもないし気にならないけど、この人がそう言うなら控えよう」って、【相手の気持ちを思いやって尊重できる関係】がそうなんじゃないかと思う。

じゃあ良好じゃない関係は?っていうと単純にその反対で、何かしてもらっても感謝の言葉も態度も示さない。相手が嫌だということも「自分は気にしないから」と改善しない。悪かったなと思うことがあったとしても自分から働きかけず、相手の反応を待ってやり過ごそうとする。…などというように、思考も行動も全てがものすごく自分本位で且つ受動的になっていて、【相手が何をしてくれているか、したいのか】はまるで見えず【自分が何をしているか、したいのか】のみに注目注力している状態になっているんじゃないかなぁ。
その結果、「何かしてあげても嫌な気持ちになるから、関わるのはやめよう」って大半の人に思われる結果になる確率は相当高い。見返りを求めているわけじゃなくも、そんな態度取られるのは誰だって気分良くないもんね。
一度口から出た言葉や与えた印象はそうそう挽回できない。相手の事を気にしないで行動発言していると、どんどん何かが損なわれていくということに気づいたら、早いうちに改善を試みた方がいいと思う。まぁ、一人で生きていこうと思っているなら別にそれでもいいんだろうけど。

夫はよく「性格は変えられない」って言うんだけど(そもそも性格を改めろと要請したことはない)、変えるのは性格や性質じゃなくて、視点や言動や行動なんかであって、それは誰だって自分次第で今すぐにでも取りかかれることなんだよね。
そのためにはまず自分に興味と疑問を持って、自分の良い状態と悪い状態のそれぞれの時に、相手にどんな印象を与えているのかを分析できるといいんだけどなー…。でも前回の記事で書いたように、そういうのが苦手なタイプの人にとっては一人でやるのは大仕事なので、スポンサーシップってものがあるのでしょうね。

夫の場合はまずはミーティングを再開して現状から脱却するのが第一歩なんでしょうなぁ。
現状を良くするのも悪くするのも、原因は外側じゃなくて内側、自分次第なんだぞ 

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妻その58
 

妻その57 ミーティングの効果について

我が家の異常事態が発覚した日から、もうじき丸3年が経つ。

夫は本当に真面目にミーティングに通っていて、このところじわじわと、なんというか人間性に厚みが出てきたように日々接している身としては感じていた。
で、昨年1ヶ月の海外出張に2度行ったのだけど、まぁ当然のようにその間はミーティングに行けないんだけど、そうするとなんていうか…帰国してきて「なんか嫌な感じ…」っていう印象を受けたのです。
理由としては明白に、その間ミーティングに行かなかったから。であろうと。
この件で「ミーティングの力ってすごい」と思うのと同時に、「なんでこんなに顕著に違いが出るんだろう」っていう疑問が湧いたので、考察してみようかなー。っていう記事です。

そもそもミーティングで人の話を聞いているだけでなんで効果があるんだろう??というのが疑問だったんだけど、おそらくはみんな【客観的に自分を見ることが出来た】からなのでしょう。
夫も言っていたけど「あれ…?これ、俺の話なんじゃないの…?」とドキリとするくらいみんな「あるよねー」っていう話をするらしい。
多分なんだけど、当事者の皆様は【自分だけでは内観できない状態】もしくは【そういうことが苦手なタイプ】の人が多いのではないかな。と。
自分一人だけでは、客観的に自分を見ることはできないけど、まったく知らない人の体験談として自分の現状を聞くことで面白いくらいにすんなりと腑に落ちる。という事なんじゃなかろうか。これが【気づき】と呼ばれている現象なんだろう。
きっと普段はそういうことを考えるきっかけがないんだけど、ミーティングで人の話を聞いて「ああ。そうだなぁ」とか「ちょっと違うな。自分はこうだなぁ」とか、【自分の事を考えるきっかけが出来る】っていうのがものすごく大きいんだと思う。そしてただ聞くだけじゃなくて、それをその場ですぐに言葉にして出力するっていうのがより効果があるんだろう。

家族側にとっては、【自分だけ、もしくは自分の家族だけがおかしい状態】だと思っていたら、これまたみんな「お馴染みの」みたいな話が続々飛び出してきて「ああ、なんだ!あたしだけじゃないんだ!!」と感じる事によって色々と力や活力を取り戻していけるのかな。

面白いなー。と思うのは(この考察によると)、当事者側は人の話を聞く事に効果があって、家族側は自分の話を聞いてもらうことに効果があるってこと。
相手の話を聞く。自分の考えを伝える。ってことが何より大事なんだよね。もちろん自分本位の意見だけでなくて、チームとしてどういう行動や考えを共有するのがベストなのか。がベースじゃないとダメだと思うけど。
どんな関係性でもコミュニケーションがうまく取れていないことで悲劇が生まれると常々思っているので、なるほどねー。と個人的には納得できてしまった。

そんな大事なミーティングも、地域によっては会場自体が近くにない。だとか、自分の活動できる範囲や時間で開催されていない。なんて嘆きをツイッターで時々お見かけするのだけど、上記の目的が達成できるならばオンラインミーティングでもいいんじゃないのかしら。
実際に顔を合わせないとそういう話をしたくない。という方もいると思うけど、この取り組みが導入された頃とは時代が違うので、実際に足を運ばないといけないということもないのではないかな。と思う。

方法はなんだっていいから、とにかく人に話す、人の話を聞く。っていう事をしたら、少しずつ何かが変わってくると思うので、まずは一歩を踏み出してみるときっと道は拓けると思う

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