パチンコ依存症からの回復 〜夫婦二人三脚闘病記〜

夫のパチンコ依存症が発覚。それに対応する妻の奮闘と対応、夫の心模様や回復への取り組みを、それぞれのカテゴリで綴る夫婦共同執筆ブログ。

夫その25 何故治療を続けているのか

こんにちは。

今回は何故治療を続けているのかです。
今行っている治療(?)は心療内科とカウンセリングとGAです。

病院に行くきっかけは、発覚時に妻と話していた際「自分ではどうにも出来ない」と伝えたところ、「じゃあ病院に行ってみる?」と言われたからです。
行けと言われたから行った。
実に簡単で、実にダメな理由ですが、多分自分だけでは必要だとは思うものの行動にまでは移せなかったと思います。

カウンセリングは行った病院で受けてます。
これは心療内科の管轄では出来る事は限られているので、カウンセリングを受けるかどうかの話になった為、受けることにしました。

GAに行くきっかけは、こちらも妻に行けと言われたから。病院と同じで、自分の意思だけでは行こうとは思えなかったでしょう。

基本的に言われたからとか、こういうのがあるとか聞いたから。
なんというか、、、
ダメだなぁと思いつつも、あの時はそれが精一杯だった気がする。
それでも嫌々行ったわけではないんですよね。
一応言われて自分なりに必要があると感じたからで・・・

そいで今も続けているのは何故かというと、やめる理由がないからでしょうかね。
とはいえ正直言うと、病院もカウンセリングもGAも、効果がありますか?と聞かれても自分ではよく分からないんですよね。。。。

効果がある気はするけど、どういう効果があったか具体的なことを聞かれても、「ここが変わった!」って言えるものがすぐには見つからない。
ただ、ぼんやりと「何かしら良くなったかな」とは思います。

効果のありなしが実感できるかどうかということもよりも、そもそもギャンブルをやめるために通ってるので、それらの回復の場に通うのを止める理由がないんですよね。

例えば、病院やカウンセリングの先生が気に入らないとか、GAのあの人がどうも苦手だ。などの理由があれば行かなくなるのかもしれないけど、今のところは大丈夫。

心の病気、もしくは脳の病気で病院を選ぶ場合って、体の病気と違い心の内を素直に話せないといけない。結局人と人なので、相性が大事だと思います。
先生と相性が悪ければ逆効果になりそうだし、GAも自分に合わない所だと行く意味ないし。
通い続ける事が偉いわけでも、通わなくなったらダメなわけでもない気がしますが、続ける努力はしてみてもいいかと思います。
「GA行ってみたけど何か合わないんだよな」と思う人はいろんなところに行ってみればいいと思う。
病院の先生が嫌だったら、違う病院に行けばいいと思う。
自分の場合は幸いにも全部偶然、たまたま【自分に合っていた】から続いているんだと思います。

すぐに治るものじゃないので、じっくりゆっくりやるしかない。
周りがいろいろ言ってきても、自分のペースでやっていくしかないのですよ。

というわけでこれからもマイペースでやっていくデス。

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夫その25

妻その39 嘘と借金と始まりについて

前回の疑惑をどうしても払拭したかったので夫に再度確認してみたところ、やはり嘘をついていた。
その日GAには行かなかったらしい。
位置情報にばっちり証拠が残ってしまっていてそこから判明した。GAに行かないと怒られると思って嘘ついたんだろうけど、再三言っているように実際怒られるのは「嘘をついた」ということなんだけどね。今回は動かぬ証拠があったということもあり最終的には嘘を認めたので、そこは評価するとして。

妻その1 最初の嘘』の最後にチラッと書いたけど、夫の嘘は発覚前にもあった。
結婚する前、実はわたしは夫にお金を貸した。
この状況を経験した身としては、その時にちゃんと詳細な理由を聞かなかったのは今考えると甘かったなぁ。と思うけど、その時に聞いたざっくりした理由については追求しようとは思わない。
その際夫は「これ以外に借金はないから」と言っていた。
その後、やはり同棲時代に試しにマンションのローンが組めるか相談してみる事になった時に、夫のその他の借金が発覚した。
ビックリしましたよ。「他にはないって言ってたじゃん!!」って
でもまぁそれも、言いづらかったんだろうな。と思ってあんまりガミガミ言わなかった。
ちなみにこの時の借金の理由はパチンコ資金ではないそうだ。そこは嘘ではないかな。と思う。

「嘘をつく」という事はかなり前から始まってはいたけど、わたしが「ここが始まりだったんじゃないかな」と思うポイントはそこではなくてこの少し後。でも正確にはこの頃からじわじわ始まってたのかなー…。

一緒に暮らしてからしばらくして夫は住所を移したので、当然夫宛の郵便物が届くようになった。
その中に、明らかにこれは税金の払い込み関係の封書だなー。というものがあって、それがちょこちょこと届くので、「未払いだな」っていうのはすぐにわかった。
ただまだ独立採算制の生活費折半というスタイルだったので、気にはなったけど手は出せないので「税金は絶対に逃げられないから、払っておきなね」とだけ言っておいた。

結婚を期に、収入合算のお小遣い制度に切り替えたので払い込み関係は全てわたしが一括して行うことになった。当然その未払いの督促の封書にも目を通す事になったんだけど…これが、結構な額だった上に「差し押さえるよ!」っていう通告だった…
まだ払ってなかったのかよ って驚きと、1年くらい放置し続けていた事に対しての呆れと、まぁ怒りもあったかなぁ。
「さすがに一括で払うの厳しいから、分割に出来ないか相談してみて」と夫に頼んだもののその後なんの報告もない…。
年末近くにもう一度聞いてみたら、「払った…」と一言。なんと10万オーバーの支払いを勝手に行っていたという。それはそれはものすごい喧嘩に発展した。確かクリスマスイブだった。
更にはわたしの知らない督促が実はもう一つあったらしく、夫は秘密裏にこれを払う為に借金に走り、内緒のうちに早期に返済する為に「パチンコで稼ごう」という思考に辿り着いてしまった。(夫の後日談より)

ここが始まりだなー。と思うかもしれないけど、わたしからしたらこの「税金未払い」が全ての始まりだと思う。

結婚前になんとかするだけの時間は充分にあった筈。
それを「どうしようかなぁ」で放置し続けて、【払わないといけないものの優先順位】が見えなくなっているということ時点でもう【計画的にお金を使えない】という事だよね。
その根底にはやっぱり「パチンコで勝てば楽にこのくらい払えるから」という考えがあったんじゃないかなぁ。【役所に相談する】という手段よりも、【パチンコで勝ってお金を作る】事の方が楽。だと考えていたんじゃないかしら。と推測する。
目の前の問題から目を背け、先延ばしにして、最終的には楽な道を選んで失敗する。

実際のところ夫がどう考えていたのかは分からないけど、わたしはこの時の行動・思考をかなり重く捉えているのよね。
これに当てはまる人全てが「依存症」だとは言わないけど、このくらいから警戒しておいてもいいんじゃないかと個人的には思いますよ。というお話。

ちなみに、今月で借金総額が【夫のやらかす前】まで戻った!
その期間8カ月!!
特に大きく返す事もなくひたすら計画通りに進めているんだけど、この調子でいけば年内には100万を切れる予定
こうやってコツコツやっていくことが一番の近道なんだよ。っていうのを示せていればいいな〜。と思う。

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妻その39

夫その24 昔の自分に言いたいこと

ちょっと遅いですが、明けましておめでとうございます。
今年も(今年こそ?)良い年になるといいですね。
それではまた。

いや、もうちょっとだけ続きます。
妻からのリクエストで「この現状を踏まえた上で、『強迫的』になる前の自分にどうアドバイスをしたら引き返したか。素直に言う事を聞いたか」を書いてくれと言われたので。

何を言いたいかって、そりゃ・・・
「その台打つな」
「あの台のほうが当たる」
「競馬やってあれ買え」
「あの会社の株買え」

2年前くらいなら確実に言ってますね。
今はどうかと言うと・・・
正直なところわかりませんね。
どうすれば儲けられるかわかってれば、誰も不幸にならないかもしれない。
いずれ借金するだろうから、なんとかして説得するかもしれない。

なんて言えばいいか。
「奥さんに迷惑かけるぞ」
「何回も泣かせることになるぞ」
「信用されなくなる」
今はこう考えるけども、実際にひどい目に会わないとわからないよね。
たぶん、「自由がなくなる」っていうのが一番いいような気がする・・・
だって勝つと思ってんだから言っても聞くわけがない。
ひどいことになると言われても、そうはならないと言うはず。
まぁ自由がなくなるって言っても同じことだけども。
それでも言葉としては一番効果があるような気がする。

一番いいのは初めてやった頃の自分に言い聞かせるのが一番なんでしょうね。
まだ効果がある時期だもの。
そうすれば今こうして考えてることもなかったろうに。

少なくとも今自分が考えちゃいけないのは、今楽になる方法を考えること。
地道にやるのが一番ということを染み込まさないといけない。

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夫その24

妻その38 人生最大のギャンブル?

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

さて、新年一発目でなんですが、久しぶりに凹んでいる
理由は推して知るべし。この場でこういう事を書くのだから、夫の言動行動以外にはないでしょう。

事の起こりは三連休最終日、夫に「テーマももらっているし、新年一発目の記事書いてよ」と依頼したところ、わたしがリクエストしたテーマを読み違えた文章が書かれていた訳だが、これがなんというか……
「あれ?あんた元の位置まで戻ってない??」
と思わざるを得ないものだった。
わたしが書いて欲しかったテーマは「今の自分が、まだ借金する前の自分にアドバイスするとしたら? そして当時の自分はどう言われたら引き返したか。やめようと思ったか」というものだったんだけど、夫が書いたのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』のスポーツ年鑑を手にしたビフみたいに、一攫千金を得る為のアドバイスばかりだった。
とりあえずそもそも書くべきポイントがずれているので「こういうことじゃないよ〜」と伝えて書き直してもらう事にしたんだけど、どうにもモヤモヤしたのもあり、この人わたしが止めなければこれをアップしてまたお怒りのコメントで袋叩きに合ってたんじゃないか。と思ったのもあり、「ああいうことを書くなら、こういう言い回しにしないと誤解されるよ」とアドバイスしたところからちょっとした口論になった。
翌日まだ釈然としないものが心に残っていたので、もう一度その記事を読み直してみたんだけど、自分が一番気になったのは「パチンコをやめろというのはすぐには出て来ない。だって負けなれば借金しなかったし、借金しなかったらまだやっていたと思う。楽しかった頃のことまで否定したくない」という部分だということを突き止めた。
【楽しかった頃=勝った記憶】が多分に含まれているのだろうとわたしは思うのだけど、この記憶のせいでパチンコでお金作ろうとして今に至るんじゃないのか? まだそんな事を言うのか。とゲンナリしてしまった。

少し遡って、土曜に夫は新年最初のGAに行った。
夜、夫にLINEをしたところなかなか返事がない。
今どの辺にいるんだろう?と思ったのでGPSを確認したところ、位置が追えなくなっていた。
朝から外出していたので電池が切れちゃったのかな?と思っていたら、「電源が落ちてた」という返事が返ってきた。「そんなことあるか?」とは思ったものの、とりあえず据え置いたんだけど、件のブログのやりとりのあとなんとなく夫のお小遣い帳を確認すると、記録と実際にポケットウォールにある金額がかなり合ってない。
状況証拠だけでいったら、残念ながら間違いなくクロ………

もちろん夫と話合い。というか、わたしの思いの丈をぶつけることにしたけど、今までのやりとりで思う事は、夫には多分自覚と覚悟が足りていないんだと思う。
発覚からここまで色々な措置を考えて実行してきたんだけど、それらは全てわたしが考えたもので、夫はそれを実行してきてはいるものの、時々こういう事が起こる。
「言葉は信じられないから、行動で示して」「わかった」
何度目かのこのやりとりに追加して、
「今あなたに課している事には全て意味があるのだから、本当に覚悟があるなら、金輪際今決まっていることは100%やるくらいの真剣さを持ってくれ。そうじゃないから言う事と行動に矛盾が生まれてこういう事が起こるんだから」と伝えた。理想としては自分から「こうした方がより良いかも」とかアイデアを出してきてくれることなんだけど、さすがにそこまでは望めないしね…。

今までの経緯から夫の言葉を信じる事はできないので、真相が分かるまでは疑ったままにするしかないんだけど、これがとっても辛い。
こうやって振り子のように行きつ戻りつしながら回復していってくれるなら、まだこの辛さも我慢できるよ。だけど、確証は一切ない中でこれを数年間続けて行くのかと思うと、さすがに考えてしまう。
そもそもが夫婦なんて突き詰めれば他人で、このままうまくいくかどうかは賭けなのかもしれないけど、より確率の低い方に賭けているということなんだから。
夫婦なのに自分の夫を信じることができなくて、それでも見守っていくということの意味を考えて欲しい。
確証のないものに自分の人生の数年を賭けているんだから。こんな恐ろしいギャンブルなんて本当はしたくなんかない。
でもわたしは選択してしまったので、とりあえずはもう少し続けてみようと思う。
結果、「バカだったなぁ」で終わったら本当にアホらしいけど、レアな経験したな。ってネタにはなるか。

新年一発目でかなりの長文、失礼しました

ちなみに、スポーツ年鑑って何?という方の為に貼っておきます。
 ↓

バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 2 [DVD]
マイケル・J・フォックス
ジェネオン・ユニバーサル
2012-04-13


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妻その38

妻その37 2017年を振り返る

年末なので、今年の総括します

2017年の重大ニュースといえば、やはり結婚式と依存症発覚だな

どちらも、言わずもがな…ですね。

思い返してみると、6月〜10月くらいまでは辛かったなぁ〜……。
6月に夫の依存症が発覚した時は、
「いやいやいやいや、ちょっと待とうよ。え?何?なんで家からお金無くなるの?借入額が増えてるの?いや、言ってる事わかんないし無理あるでしょそれ。え??依存症?なんですかそれは」
という気持ちだったなぁ。
そこからは現状把握、知識の取り入れ、対策を考える、事実を受け入れる。ということを一気にやらないといけなかったので、すごく忙しかった。
それと同時に、夫の態度や考え方がほんとーーーーーーに気に入らなくて、このままこの人がずっとこの調子だったら、ほんともう出て行こうかな。と考えるのと同時に結婚式のことも進めないといけなくて、喧嘩しても、プランナーさんとの打ち合わせまでにはとりあえずの解決と仲直りをするように務めたりと、なんか常に色んな事に追われていたような感じ。全然安らぎなんてなかったんじゃないかな。すごく入り組んだ感情の中で日々を送っていたように思う。
ただでさえ貯金頑張らないといけなかったところにこの問題が持ち上がってきて、この辺はもう余計なお金使えなかったから、わたしほとんど外出してないと思う。夫に自由時間を与えることが本当に怖かったというのもあるけど。
結婚式するっていうのは決まっていたので、色んな人から「おめでとう!」ってお祝いの言葉をもらう度に、素直に「ありがとう」って言えなかったのも、なんか辛かった。
過去の自分のブログ読んでても思うけど、この頃はほんと、ギリギリだったんじゃないかな。わたし。

今はというと、この頃と比べると非常に落ち着いている。
何故なら夫が回復に向けての動きを真面目に続けてくれていて、その成果を感じられるというのがとても大きい。これについては本当に「ありがとう」だなぁ。借金も少しずつだけど着実に減っているしね(予定通り、来月にはやらかす前の金額に戻る!)

こうやって振り返ると、それまでまるっきり普通に暮らしていたのに、ある日突然「パチンコ依存症者の家族」という、いうなれば「マイノリティ」の立場になってしまったので、現状に追いつくのが本当に大変だったんだなぁ……。

でも、以前にも書いたけど、この件が「悪いこと」ばかりを招いたとは思っていない。
借金が増えたりお金を持ち出されたこと自体は「悪いこと」だけれど、そこから付随して起こった数々の事は、むしろ「良いこと」と言っていいんじゃないかな。
今まで知らなかった世界を知れたり、そうなったからこその出会いがあったり…。
何より夫との関係性が再構築できたのがとっても良かった
一回思いっきりぶっ壊したからこそ、今までよりも良い形に組み替えられたんだな。と思ってる。

人生山あり谷あり。というから、まぁこれもその一種だと思って来年も頑張ってまいりましょう
みなさまもわたしたちも、来年は今年よりも良い年になりますように

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妻その37
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