パチンコ依存症からの回復 〜夫婦二人三脚闘病記〜

夫のパチンコ依存症が発覚。それに対応する妻の奮闘と対応、夫の心模様や回復への取り組みを、それぞれのカテゴリで綴る夫婦共同執筆ブログ。

妻その49 受け入れてみる

夫の習性なのかよくわからないけど、「これやらないで」「こういう風にやって」という要求がすんなり通らないことがある(要求といっても、何か無茶な事だったりこちらのわがままとかじゃないですよ)。
今までにも色々とあったけど、最近地味にストレスだったのが【レシート問題】

うちは入籍以来ずっとわたしが家計簿をつけていて、食費も一ヶ月の予算が決まっているので【食費用財布】というものが存在する。
土日などは夫が買い物含めて食事の支度をしてくれているので(優しい)、当然その財布を持って買い物に行く。最近はその財布に現金は最小限しか入れず、基本的にはポイントを貯めるためにカードで払うので、買い物に出るついでにトイレットペーパーだの補給したい消耗品がある場合は一緒に買ってきてもらうのだけど、ここでちょっとした問題が。
わたしが自分で買い物をする際は、家計簿上【食費】【消耗品】は項目が分かれているのであとから家計簿をつける時に仕分けなくて済むように、【食費用財布の中のレシートは食費のみ】になるようにレシートは分けているのだけど、夫に任せた後これが混在している事が時々あって、それがねぇ…前述した通り、ちょっとしたストレスになるのね

それに加えて、夫のお小遣い帳のレシートも一応チェックしていて、これの中に【一時立て替え】した分とかが入っている事があって、それもわたしが判断すんのかい
というのがちょっとなんかどうにも嫌だったので常々「分けて」と言っていたのだけど、何故かそれが実行されないので、わたしはひらめいた
「言うだけでは出来ないのなら、出来る様なシステムを導入すればいい」んだと。
(システムというほどのことでは全然なくて、ただ4つくらい仕切りのついた小箱に、それぞれ何のレシートを入れるかを書いたラベルを貼っただけのものです)

早速夫に「こういう目的で、こういうやり方を導入しようと思う。その為に必要なのはこれとこれとこれですので買っておいで」と伝えた。
実はここもポイントで、こちらが用意しないで自分で選んで準備してもらうことで、「やらされている」とか「やらなくちゃいけない」という意識を持たせずに、積極的にこれに関わる意識が芽生えるのではないかと。
更に夫が日々使うものを置いているところに設置することで、「めんどくさい」という意識の軽減を狙った。
で、結果は…
狙い通り しかもすーんごい便利

実はこの考え方の源は、仔猫がどうしてもやって欲しくないところで粗相するので、ある日「じゃあもうここがトイレだと認識しているなら、ここにトイレ置いてみよう」って、阻止するのではなくむしろ受け入れてみたら大成功だった
というエピソードから生まれた発想だったりする

些細な事だからこそ「なんでやってくれないの?」とか「どうしてできないの?」って思ってしまいがちだし、小さいことだからこそ余計にそれがイライラしてしまう。
でももう【苦手なこと】なんだな。と基本は受け入れてしまって、もしかしてこうしたら出来るんじゃないかなぁ? と、【相手の性質に合わせて試行錯誤する】という考えにシフトチェンジした方が、多分うまくいくし変なストレスや不協和音を奏でずに済むんじゃないのかなぁ〜〜。と思います。

とはいえ、時々忘れるから「おいこらお前」ってなるんだけどね
まぁそんくらいならまだいいと思うことにしましょう。

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妻その49

夫その32 1年

1年が経ちました

借金が発覚して、病院やGAに通い治療を続けています。
途中うつ病になったりしましたが、順調にやっています。

1年前に比べると心境はかなり変わったなと思います。
借金に【強迫的に】とらわれなくなりました。
(まだとらわれてますが、強迫的ではなくなったと思います。
借金あるのはやっぱり辛いし。)
あの頃は常に借金の返済のこと考えてましたし・・・
今思うと、あの瞬間がまさに「強迫的ギャンブラー」というんだなと。
借金の返済のために借金をする。
そして次の返済のためにパチンコをする。
負ける。
また借金を・・・
のエンドレス。
まさに負の連鎖。

ギャンブルしたいけど金なくて、借金してる人!
やめとけ!
すごい勢いで借金増えるから!

あとは、気持ちの面ですかね。
素直に申し訳ないと思えるようになりました。
当時は自分のことしか考えなかったけど、今は妻に申し訳ない、早く楽にしたいと思ってます。
いや、当時も思ってはいたけど、今は「素直に」思えます。

やっぱり自分がしたことで迷惑をかけているんだから、早くなんとかしたいです。
宝くじを当てて・・・と思わない事はないですが、堅実にいくのが一番です。

さて、タイトルが1年となってますが、この1年というのはGAに通って1年ということです。
バレからだともう少し経ってます。
GAは1箇所に週1回通ってます。
最初は胡散臭い宗教じみた場所だと思いましたが、騙されたと思い通い続けてます。
この1年でいろんな人に出会いました。

中にはドラマとか創作でしょ?としか思えない状況だった人もいました。
ホームレスや警察の厄介になった人たちも居ます。
そういう人の話を聞くと、自分がいかに恵まれた状況に置かれているかと思い知らされるのです。
まだ若く(一応働き盛りの年齢なので・・・)借金もなんとかなる金額のうちにGAに繋がった。
まだまだこれからだと思えて来ます。

自分が一番不幸だ。
こんなことになっているのは自分しか居ない。

そんな風に思っていた自分が恥ずかしくなります。
自分より遥かに苛酷な状況だった人たちが、今では仲間に囲まれて笑顔で過ごしている。
それを見るだけでも勇気が出て来ます。
GAに通ううちに自然と笑顔が戻ってきましたし。

1年経って、まだ借金もあるし、うつ病の治療も続けないといけないし、依存症の治療も続けないといけない。
まだまだ厳しい生活が続くだろうし、もっと苦しくて悩むこともたくさんあると思う。
それでも幸せになれる、誰かを幸せにできるチャンスはたくさんあるはず。
後ろ向きにならないで、少しだけでもいいからしっかり前を見て歩いて行こうと思う。

1年前の自分と今の自分。
絶対に今のほうが良い男のはず・・・
見た目じゃないよ?

今の自分よりも1年後の自分のほうがいいはず。
今日一日、一ヶ月、一年を積み重ねていこう。

これから先どうなるか分からないけど、自分と結婚してよかったと妻に言わせてみせる。
これからも頑張るのでよろしくお願いします。

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夫その32

妻その48 住宅ローン審査やってみた

前回にもチラッと触れましたが、今我が家はマンション購入を検討中です。
今っていうか購入自体はもう入籍前から考えていたのだけど、ご存知の通りバリバリの多重債務者だったのでローンの審査を通すまでもなく今は無理無理。っていうのは分かっていたから、じっと機が熟すのを待っていた。
実はこれが、【第2チェックポイント】に設定していることだったりもする。

「残債が100万円減った〜〜」と喜んだあと、ふと気付くと夫名義の借入金があと150万円未満になっていたので、もしかしたらある程度の金額だったら審査通るんじゃないか&1年で100万円返済したという事が角度を変えれば【返済能力がある】と見なされたりして?なんて思ったので、夫と相談の上「いっちょ試してみよう」と住宅ローン審査に挑戦してみた。
そしたらですよ
今の借入金を住宅ローンおまとめにする都合上2社しか選択できなかったんだけど、フラット35の事前審査では満額、とある銀行さんでは条件付きの上限ありながら通ったのです
ちなみに、おまとめはした方が利息がぐんと低くなるしローン自体も通りやすくなるそうなので「まとめない」という選択肢はほぼないらしい。

この結果は素直に嬉しいし、自信になった。
だって数社借入先があって、毎月「あそこの返済は○日までに」「ここはあといくら」とか、そんな自分たちが家を買えるかもしれない日が到来したのだから
しかも夫名義の借入金がおまとめになれば、我が家の借金のほとんどが清算できてしまうということだ。ずっと欲しかった住宅購入にこんなおまけがつくとは想定外だったから、余計に嬉しい

そしてこれを機にお金の事を今まで以上に考えるようになった

お金がないとなった時にまず考えるのは、収入を今以上に増やす事だと思う。バイトをかけもちしたり何か副業を考えたり…。
でも何かしら事情があったり、体調やスケジュールに無理があったり、気持ちが焦ったり沈んだりする場合もあるので、これを実現させるのはある程度の長期戦を想定しておかないといけない。それならばまずは【このお金は無駄死にしないかどうかを考えながら使う】という考えを導入してみたらいいのではなかろうか。
まぁこれも同じく実になるまでの時間を要するけど、収入増加計画を進めている間に実行すれば、少なくともその期間が無駄にならないし、心の健全さも保てるのではないかな。
例えば我が家では、日々使うお金はポイントがつくカードを利用するようにしている。【払っておしまい】ではもったいないもん。カードを選ぶ際は、ポイント→電子マネーに等価交換できるかどうかが最重要次項

【お金を生かそう】
と、いきなり都合の良い儲け話や、知識もないのに株やら投資に回すのは危険だからもちろんやらない
一気に解決しようとして失敗してきている訳なので、とにかく出来る事からコツコツ少しずつ、長期戦でやるのがベストだと思う。

住宅購入についても、今【物件は高くて金利が安い】というタイミングなので、出来れば固定金利のフラット35じゃなくて変動金利の恩恵を受けた方がより「生きる」と思うんだけど、ここにこだわって良い物件逃しても仕方ないから、これに関しては臨機応変ということで。

とにかく、これまでにすごい数のお金たちを無駄死にさせてしまったので、今後出て行ってしまうお金ちゃんたちには何かしらの【生きた証】を残せるように使っていくのがせめてもの供養だと思ってやっていく所存です

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妻その48

夫その31 うつでよかった。やっぱり嫌だ。

どうもです。

さて、うつ病で休職して1カ月になろうかというところです。
病院で復職に向けてのリワークプログラムに参加していました。

うつに限らず復職や転職をしようとしている人向けのプログラムです。
社会人として基本的な内容から、うつに関しての座学や、ウォーキングなどの運動もあります。
参加している人も、(すごい失礼ですが)すごいうつっぽい人からサーファーっぽい人まで、かなり幅広く参加している感じでした。
普通に生活している人にとってはかなりくだらないと思われる内容も多々あります。
ですが、うつで苦しんでいる人にとっては、非常に大切な内容ばかりです。

外に出る。挨拶する。会話する。考えを伝える。

皆さん普通にできますよね?
そんな普通のことを普通にできるようにしていくプログラムでした。

さて、実際に参加した印象ですが、
「かなり楽しかった」

うん。参加してよかったです。
参考になることがたくさんありました。
運動もしたので、かな〜り疲れましたけどね。日に焼けましたし。
普段しないことをするのがよかったのかな。(畑で収穫とかしたしね)
嫌なことはしないでいいし、なんとなく興味があることをやればよかったので、楽しかった。

具体的な内容を書くのはNGだと思いますので詳細は書きませんが、
今自分は何を考えているか、楽しかったこと、大変だったこと、一週間なにをして過ごしたか、等々を文字にする、言葉にする、相手に伝えることで自分の考えていることや感情などを認知していく。
そういうことが出来たので非常によかったです。
ギャンブル依存症の回復に向けても通じる部分がたくさんあると思うので、少しずつ取り入れていきたいですね。

余裕があればしばらく参加していたいと思いました。
機会があれば参加してみてはいかがでしょうか。(そんな機会はないほうがいいんでしょうが・・・)

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夫その31

妻その47 落ちたその先

前回の夫の記事に書いてあった通り、夫が鬱と診断され休職することになった。
いずれなるだろうな。とは思っていたのでわたしからしたら実は想定内だったのだけど。

年明けから色々な事が重なったり税金関係があったりと出費が続いていて、ようやく今月から余裕出るかも!と思っていた矢先だったので、ある意味タイミングが良かったとも言えるのだろう。
傷病手当も出るし会社側がちゃんとその原因を重く見ていてくれているようなので、夫の休職中に守りの態勢を整えてくれるらしいからそういった意味でも良かったのかなぁ。と思っている。
そんな訳で最初は余裕だったんだけど、その週末、気になる物件を見つけたのでその内見に行く予定となっており、試しにローン通るかやってみよう。という計画になっていたのでこの件が審査に響くのではないかと少し心配になったりもした。というか正直いってかなり凹んだ

そして「鬱はうつる」らしい。

夫がこの件でかかりつけの心療内科に行き、その際数千円の医療費が出ていった。その翌日、いつもかかっている歯医者の予約が入っている。と二人でテレビを観ている時に突然言われた。
歯医者はその時々で金額に大きな差があるのだけど、このときは1万円近くかかるのではないかと思われる治療内容だと聞いて、ものすごく悲しくなってきてしまった。
泣きたい訳でもないのに涙が出てきてとてもテレビなんて観ていられる気分じゃなかったので、一人その場を離れて泣きながらこの涙の原因を考えてみたところ、どうやら上記の住宅ローンの審査についての懸念に加えて、この【歯医者】がくせ者だと気付いた。
カウンセリングは月2回分までは夫のお小遣いから出してもらう事になっていたのでそこに問題はない。加えて鬱でも通う事になったけどこちらも自立支援医療制度を使えば1割負担になるというので、ここも心配しなくてもよいしどちらも一度にかかる金額に毎回そこまでの変動はない。
だけど歯医者は 歯医者は

原因が分かればあとは対処法を考えればいい。ということで、新たに【夫の医療費財布】を作る事を思いついた。
そもそも歯医者などの医療費は家計から出るから。ということで、言われるがままに予約を入れるのが前から気に入らなかったんだな。というのもこの時やっと気付いた。
医療費財布の導入をしたら、それら全てを解決できるんじゃないかしら

まぁそのシステムは説明するほどの事でもないんだけど…
毎月医療費として1万円の予算をとり、医者にかかる際に夫に財布ごと渡す。帰宅後明細と財布を渡してもらい残金を確認後、次回必要になるまでわたしが預かる。
お小遣いと同じく毎月残金はプールしておいて、歯医者が大きくかかって合計1万円以上になる場合はプール分を使う。

こうしておけば、突発的な体調不良は別としても、毎月医療費がいくらかかるかわからない。という心配がなくなるのでわたしの心の平穏につながるし、夫も予算内でやりくりするという習慣がつくので金銭感覚を養うのにも役立つから一石二鳥
しかしスタート時点で1万円渡す訳なので多少の勇気が必要なのだけど、ここは夫に任せるしかないんだよね
使用後はちゃんと残金確認するから大丈夫だと思うけど。
ちなみにうちは一回のスリップでアウトってことにしているので(これ以上はもうわたしは付き合えないから)残金が合わないような事があった時点で何もかもおしまいというスタンスで。

今回の件でわたしも一瞬「危ないと思ったけど、すぐに原因が探せて対応策まで考えられたので今回はまだなんとか大丈夫かな。と思う。落ちた先にトランポリンみたいのがあったのでなんとか無事に地上に戻れた感じ。
しかし不安やストレスのミルフィーユがこれ以上厚くなるとさすがにダメかもなぁ…。気を付けよう。

ちなみに住宅ローンの審査についてはこの件はほとんどネックにはならないという不動産屋さんからの回答をいただき、なんと事前審査までは現状でクリアできた
この件についてもちゃんと書きたいので、今回はこれくらいで。

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妻その47

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